LINEMOではLINEがカウントフリーになるギガフリーに対応しています。そのためLINEトーク、通話、ビデオ通話などが申し込み・設定・別途料金不要で使い放題できます。しかし細かくいうと対象外になるサービスもあります。このページでは、ギガフリーの対象・対象外・注意点などについても解説しています。
目次
LINEギガフリーとは
画像出典:https://www.linemo.jp/service/line_free/?atnct=linemo_0100
LINEギガフリーとは、LINEMOの目玉サービスの一つで、LINEトーク、音声通話、ビデオ電話などのデータ消費がゼロになるサービスです。
LINEMOには契約データが3GBのミニプランと、20GBのスマホプランがありますが、どちらもギガフリーを利用することができます。
データの消費がゼロになるため、使い放題で契約データ容量を使い切ってしまっても、LINEアプリは高速で使い続けることができます。※LINEアプリの中でも対象外の機能がありますので注意が必要です。
ビデオ通話も対象
LINEアプリの中でも、データを多く消費するのがビデオ通話です。ビデオ通話は10分で51MB、1時間で307MBのデータを消費し、契約している3GB、20GBでそれぞれ、9.8時間、65.1時間しか使えません。
ビデオ通話の消費量
ビデオ通話の消費データ量 | |
---|---|
1分 | 5.1MB |
10分 | 51MB |
30分 | 153MB |
1時間 | 307MB |
参考:https://www.linemo.jp/guide/article026/
データ量ごとの使える時間 | |
---|---|
1GB | 3.3時間 |
3GB(ミニプラン) | 9.8時間 |
20GB(スマホプラン) | 65.1時間 |
(参考)ライン通話の消費量
ライン通話の消費データ量 | |
---|---|
1分 | 0.3MB |
10分 | 3MB |
30分 | 9MB |
1時間 | 18MB |
参考:https://www.linemo.jp/guide/article026/
データ量ごとの使える時間 | |
---|---|
1GB | 55時間 |
3GB(ミニプラン) | 167時間 |
20GB(スマホプラン) | 1111時間 |
家族間の電話はライン通話やラインビデオ通話で済ませるという方も多いと思いますが、これらを使ってもデータを消費しないのはとても助かりますよね。
設定や申し込み・別途料金不要
それではLINEギガフリーは特別な設定や申し込みは必要なのでしょうか?
LINEギガフリーはLINEMOに元々ついてくるサービスなので、特に設定や申し込みなどは必要ありません。SIMが開通してアプリが使えるようになれば、自動的にギガの消費がなくなります。
これらはミニプラン(3GB)、スマホプラン(20GB)を使い切って低速化してしまっても、普通の速度で使うことができます。
ギガフリーの対象
ギガフリーにはデータ消費がゼロになる機能と対象外の機能があります。
LINEMO公式サイトによると、以下の機能はギガフリーの対象です。
- Face Play
- 各タブトップの表示
- 音声通話・ビデオ通話の利用
- トークの利用(テキスト・音声メッセージ・スタンプ・画像・動画・その他ファイルなどの送受信)
- トークのみんなで見る機能による画面シェア
- 各トークにおける設定・アルバム・ノートなどの表示・編集
- LINE VOOM(旧:タイムライン)の表示・投稿・シェア ※アプリからの利用
- ディスカバー(写真・動画)の表示
- ウォレットタブのLINE Payの利用
- ウォレットタブのLINE家計簿の利用
- 設定および各項目の表示・編集
- 友だち追加画面の表示・各項目の操作・友だちの追加
- プロフィールの表示・編集・投稿
- 検索の利用
対象外のサービス
- トークでの位置情報の共有
- トークでのShoppin’トークの利用
- トークでのジフマガの利用
- トークのみんなで見る機能によるYouTube閲覧
- Liveの利用
- LINE VOOM(旧:タイムライン)の表示・投稿・シェア ※WEBからの利用
- ニュース記事詳細の閲覧
- OpenChatの利用
- スタンプショップの利用
- 着せかえショップの利用
- LINEファミリーサービスの利用(LINEマンガやLINEゲーム、LINE MUSIC、ポイントクラブなど)
- LINE Liteの利用
- 海外のアプリストアでダウンロードしたLINEの利用
- 他社サイトへの接続(URLなどをクリック)
- 他社アプリへの遷移
出典:https://www.linemo.jp/service/line_free/?atnct=linemo_0100
※2022年8月現在
このように動画サービスのYoutube(ユーチューブ)やSNSのInstagram(インスタグラム)、LINE music(ラインミュージック)のような音楽サービスは非対応であることが分かります。
LINEモバイルのデータフリーとの違い
画像出典:https://mobile.line.me/support/datafree/
LINEモバイルにもカウントフリーのサービスである「データフリー」がありましたが、違いはあるのでしょうか?
上の一覧のようにLINEMOのギガフリーはLINEアプリの使用のみに限られます。一方、LINEモバイルのデータフリーは、LINE以外の最大6つのサービスがカウントフリーになります。
それは
- LINE
- インスタグラム
- LINE music
- spotify
- AWA
です。
ここでLINEのカウントフリーは基本料金に込みなのですが、後の6アプリは追加料金が必要です。
SNSデータフリー(月額308円)
- LINE
SNS音楽データフリー(月額528円)
- LINE
- インスタグラム
- LINE music
- spotify
- AWA
出典:https://mobile.line.me/support/datafree/による
LINEモバイルもそれぞれのアプリで、対象の機能と対象外の機能があります。
現在はLINEモバイルは音楽サービスや他のSNSもカウントフリーになりますが、2021年3月31日で新規申し込みを停止しているので、これから契約することはできません。
iOS使う場合の注意点
iOS(iPhone・iPad)でのLINEMOのギガフリーの利用には注意点があります。
それはiOS 15以降でiCloud+を利用する際に、プライベートリレーをオンに設定した状態でSafariブラウザからギガフリーの対象サービスを利用すると、データ量を消費する場合がある点です。
プライベートリレーをオフにした場合、iOS 14以前同様にギガフリーの対象サービスがデータ量を消費せず利用できます。
また、Android端末でも注意点があり、ギガフリーであるものの時間帯により速度制限がかかるケースがある点です。
もう一つは、OS・ブラウザ・アプリケーションのバージョンアップまたはアップデート、Wi-Fiからの切り替えその他の技術的要因により、ギガフリーの対象外となることがある点です。
100%確実にカウントフリーになるわけではないため、LINEMOでLINEアプリを使う場合でも、時々データ通信量をチェックする必要がありそうです。
- ギガフリーの対象サービスは、変更、追加、廃止又はギガフリーの対象外となることがあります。
- ギガフリーの対象として案内しているデータ通信であっても、OS、ブラウザ若しくはアプリケーションのバージョンアップ、アップデートその他の更新に伴う識別子の変更又は判定不能事由の発生、VPN(Virtual Private Network)を介したデータ通信など技術的要因によりデータ量を消費する場合があります。
- ギガフリー対象として案内しているデータ通信であっても、Wi-FiなどLINEMO通信サービス以外のネットワークでの対象サービスの利用中に、当該別のネットワークからLINEMO通信サービスへ切り替わった場合、データ量を消費することがあります。
- LINEサービス内で有料のサービスを利用する場合は、別途お支払いが必要です。
引用:https://www.linemo.jp/service/line_free/?atnct=linemo_0100より
LINEMOのギガフリーのまとめ
- LINEギガフリーとはLINEのトーク・ライン通話・ビデオ通話などがカウントフリーになるサービス
- プランにかかわらず自動で利用可能、設定・申し込みなく使える
- 契約容量を超えてもLINEアプリだけは高速で使い続けられる
- LINEアプリの中でも対象外の機能がある点に注意
- Youtubeやインスタグラムなど他アプリは対象外
- iOSを使っている場合は、プライベートリレーをオフにする必要がある
LINEMOは月々990円から使えるサービスですが、基本料金にLINEのデータ消費ゼロ(カウントフリー)がついており、LINEアプリの主な機能は、データ消費なしで使うことができます。
子供や家族、友人との連絡などにLINEを使っている方は多く、貴重なデータを消費しないのはとても嬉しいサービスです。
LINEMOはソフトバンクが運営しているオンライン専用プランで、速度や繋がるエリアはソフトバンクと全く同じです。速度低下もあまりみられません。
最小3GBで990円と3桁で契約できるお得なSIM回線、この機会に高額なスマホ料金を節約していきましょう。