ウイルスや迷惑電話対策をできるLINEMO(ラインモ)の月額660円のセキュリティパックプラス(L)は必要でしょうか?機能を解説し、必要な方、要らない方についても解説しています。
目次
セキュリティパックプラス(L)とは
画像出典:https://www.linemo.jp/service/net-trouble-coverage/?atnct=linemo_0100
ラインモのセキュリティパックプラスとは、スマホを使う中での様々な危険やトラブルから守るセキュリティー対策サービスです。
iPhoneとAndroid端末に対応しており、iPhone向けには7つのサービス、Androidスマホ向けには8つのサービスを提供しています。
申し込み | 必要 |
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月額 | 660円(初月無料) |
iPhone向け |
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Android向け |
|
iPhoneセキュリティパック
iPhone | 全機種対応 |
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迷惑電話ブロック
迷惑電話ブロックは、振り込め詐欺などの危険な電話や架空請求詐欺などの危険なメール(SMS)を
自動で検知し、警告画面でお知らせするサービスです。
危険な相手先の可能性がある場合のお知らせ、電話帳に登録していないお店や公共機関の名前を自動表示します。
セキュリティチェッカー powered by McAfee
公衆Wi-Fiなどのネットワーク接続時に盗聴や通信傍受をはじめとしたさまざまな危険を検知し、利用者のiPhoneや大切なデータを守るサービスです。
公衆Wi-Fiの傍受を検知、ハッキング、デバイスへの攻撃をお知らせします。
詐欺ウォール
詐欺ウォール / Internet SagiWallはインストールするだけで、ワンクリック詐欺などのウェブの脅威から、スマートフォンを守ってくれるアプリです。
紛失ケータイ捜索サービス
携帯電話を紛失した際などに、携帯電話のおおよその位置を調べるサービスです。パソコンや別の携帯電話から、紛失した携帯電話のおおよその位置を地図で確認できます。電源OFF・圏外の場合は、最後に通信を行ったおおよその位置を表示します。電話での連絡にも対応しています。
PCセキュリティ
家庭用のパソコンへのセキュリティーソフトの提供で、3台までインストールすることができます。インストールできるソフトはマカフィーと詐欺ウォールの2つです。
ネットトラブル相談室
誹謗中傷や写真や動画を勝手にネットにアップされた、アカウントを乗っ取られたなどのトラブル時に、対処方法をチェックできます。また加入者限定のスペシャルコンテンツを読むことができます。
ネットトラブル補償
セキュリティ被害などの対応費用を補償するサービスです。1被保険者あたり期間中賠償損害200万円、費用損害最大10万円まで補償が行われます。
内容は
- サイバー攻撃等で意図せず加害者になった賠償補償(最大200万円)
- 他人のWi-Fiホットスポットの使用による賠償損害(最大200万円)
- ウイルス感染時のデータ復元費用(最大10万円)
- 法律相談費用(最大10万円)
- マルウェア解決相談費用(最大10万円)
- ID盗難時再発行費用(最大1万円)
- スマートフォン、タブレット、ケータイ紛失時の捜索費用(最大1万円)
です。
Androidセキュリティパック
Android | Android 10以上 |
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迷惑電話ブロック
迷惑電話ブロックは、振り込め詐欺などの危険な電話や架空請求詐欺などの危険なメール(SMS)を
自動で検知し、警告画面でお知らせするサービスです。
危険な相手先の可能性がある場合のお知らせ、電話帳に登録していないお店や公共機関の名前を自動表示します。
加えてAndroid版では、拒否リストに登録した電話番号からの着信を警告、非通知・公衆電話からの電話をお知らせ、国際電話の場合のお知らせを行います。
スマートセキュリティー powered by McAfee
Android 7以上のスマホで、ウイルス被害や個人情報の漏洩から守ります。
詐欺ウォール
詐欺ウォール / Internet SagiWallはインストールするだけで、ワンクリック詐欺などのウェブの脅威から、スマートフォンを守ってくれるアプリです。
紛失ケータイ捜索サービス
携帯電話を紛失した際などに、携帯電話のおおよその位置を調べるサービスです。パソコンや別の携帯電話から、紛失した携帯電話のおおよその位置を地図で確認できます。電源OFF・圏外の場合は、最後に通信を行ったおおよその位置を表示します。電話での連絡にも対応しています。
安心遠隔ロック
携帯電話を紛失したり置き忘れたりした際に、My Menuから自身の遠隔操作で携帯電話をロックし、拾得者による不正利用や個人データの漏洩といったリスクを軽減するサービスです。
PCセキュリティ
家庭用のパソコンへのセキュリティーソフトの提供で、3台までインストールすることができます。インストールできるソフトはマカフィーと詐欺ウォールの2つです。
ネットトラブル相談室
誹謗中傷や写真や動画を勝手にネットにアップされた、アカウントを乗っ取られたなどのトラブル時に、対処方法をチェックできます。また加入者限定のスペシャルコンテンツを読むことができます。
ネットトラブル補償
セキュリティ被害などの対応費用を補償するサービスです。1被保険者あたり期間中賠償損害200万円、費用損害最大10万円まで補償が行われます。
内容は
- サイバー攻撃等で意図せず加害者になった賠償補償(最大200万円)
- 他人のWi-Fiホットスポットの使用による賠償損害(最大200万円)
- ウイルス感染時のデータ復元費用(最大10万円)
- 法律相談費用(最大10万円)
- マルウェア解決相談費用(最大10万円)
- ID盗難時再発行費用(最大1万円)
- スマートフォン、タブレット、ケータイ紛失時の捜索費用(最大1万円)
です。
要らない?どんな方に必要?
セキュリティパックプラスは必要な方とそうでない方がいます。
まず必要な方は、
- スマホの初心者の方
- 高齢でスマホに不慣れな場合
- 公衆Wi-Fiをよく使う
- 色々なサイトでネットショッピングをする
- 子供にスマホをもたせる場合
などが考えられます。
ネットでは
- ウイルス感染
- 迷惑メール
- フィッシング詐欺
- サポート詐欺
- 偽ショッピングサイト
など様々なトラブルや手口があります。
これらを見分けられるか自信がない、難しいという方は付けたほうがよいでしょう。
逆に
- ESETなど他のセキュリティソフトを入れている
- 詐欺は自分で見分けられる
- 信頼できる自宅のWi-Fiやモバイル回線しか使わない
- ネットでトラブルになっても自力で解決できる
などの方は付ける必要はないといえそうです。
LINEMOは990円から契約できるお得なサービスなので、月々セキュリティパックプラスに660円払うべきかは慎重に検討したほうがよいと思います。
また1回付けたら外せないわけではなく、要らないと判断すれば翌月からオプションを解約することが可能です。オプションなので違約金などもなく、付けた月だけ支払えればよいです。
また、初月は無料で使うことができるので、一度お試ししてみるのもありかと思います。
申し込み方法
申し込み方法はとても簡単です。
まずMy Menuにログインします。次に「サービス一覧を見る」をタップし、「加入」ボタンをタップします。後は画面の通りに手続きしていきます。
画像出典:https://www.linemo.jp/service/security_pack/?atnct=linemo_0100
次に迷惑電話ブロック、詐欺ウォール、スマートセキュリティーを個別にダウンロードしてインストールし、設定します。
セキュリティパックプラスのまとめ
- セキュリティパックプラスは月額660円の総合セキュリティーサービス
- iPhone全機種、Androidはバージョン10以上に対応
- オプションなので付けたい月だけ加入も可能
- 解除時、最低利用期間や違約金などはない
- 子供・高齢者・スマホに不慣れな方にはおすすめ
- 問題を自力で解決できる方・スマホスキルが高い方には不要
セキュリティパックプラスは、元々はソフトバンクのサービスでしたが、2022年5月からラインモでも加入できるようになりました。
総合的なセキュリティ対策サービスで、迷惑電話のブロック、ウイルスや詐欺への対応、ネットトラブル時の補償などがひとまとまりになっています。
付けるべきケースや付けなくても大丈夫なケースがあり、無料ではないため慎重に検討する必要があります。
ラインモは月額990円または2,728円のプランのため、折角基本料金が安いのに不要な方に付けると月額費用が上がってしまいます。
それでも、サポート詐欺やフィッシング詐欺などで電子マネーなどを要求されたり、クレジットカードなどの情報を抜かれたりするケースは後を絶たないので、子供や高齢者、スマホに不慣れな方には付けたほうが安心です。
ミニプラン(3GB) | 月額990円 |
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スマホプラン(20GB) | 月額2,728円 |
セキュリティパックプラスを付けたとしても、プラン料金は660円高くなるだけで、大手キャリアを契約している方が遥かに高くなってしまいます。スマホの通信料金を下げるのにラインモのプランは最適だと考えられます。