LINEMOの昼の速度は遅い?速度制限・制御はある?

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LINEMOの昼の速度は遅い?速度制限・制御はある?

ソフトバンクが運営しているLINEMOは格安SIMでよくある、お昼休み時間の速度低下やはあるのでしょうか?結論ソフトバンクと同じ回線を使うため、速度低下はほぼありません。しかし時間帯による制限や速度制御はあります。この速度制限ですが、大量通信をした方のみで通常使っている分には問題ありません。またLINEMOのエリアはソフトバンクと同じで繋がりやすさも同じ、5Gエリアなら対応端末で5Gが使えます。またLINEギガフリーのため、速度制限時もLINEはサクサクつながります。

LINEMOはソフトバンクと同じ

LINEMOお昼の速度

画像出典:https://www.linemo.jp/campaign/miniplanfree_202205/

LINEMOの公式サイトには、ソフトバンクと同じ回線でお昼や夕方も繋がりやすいと明記されています。

LINEMOはソフトバンクの回線をそのまま利用しているので、お昼や夕方も繋がりやすく日本全国各地で繋がります。
出典:https://www.linemo.jp/campaign/miniplanfree_202205/

お昼休み時間も早く繋がる

格安SIMの通勤時・お昼休みの速度低下

格安SIMは安くてお得ですが、お昼休み時間帯や朝・夕方の通勤通学時間帯には、速度が落ちてしまうことが多いというデメリットがあります。たとえば1Mbpsに低下する所もあれば、300kbps程度まで低下してしまうケースもあります。

しかしラインモは大手キャリアから回線を借りているのではなく、ソフトバンクの回線をそのまま使っているので、そうした混雑時でも速度が落ちにくいのですね。

安いことも大切ですが、スマホは速度が命、本当に使いたい時に早く繋がることが大切ですよね。

速度の安定性が格安SIMとの違い

格安SIMとの違いで真っ先にあげられるのが、混雑時の速度低下や通信品質の低下が少ないことです。

ソフトバンクがLINEMO、ドコモがahamo、auがpovoをサービス(オンライン専用プラン)を開始していますが、この3つに共通して言えることが、速度の安定性・通信品質のよさです。

このようなオンライン専用プランが開始した当時はプランが一つしかなく、20GBが3,000円台に並んでいました。しかしソフトバンクが3GBを990円で契約できるミニプランを発表、povoもそれに続き3GBを990円の選択肢(トッピング)を提供、格安SIMとの価格の差も埋まってきています。

そのため一度MVNO(格安SIM)に転出したユーザーが速度低下に悩み、MNO(大手キャリア)のオンライン専用プランに戻ってくる現象も始まっています。

場合により速度制御はある

注意点

ただしいつでも高速で大量に通信できるわけではありません

時間帯による制限・大量に通信した場合

まずひとつ、LINEMOには「時間帯による制限」がかかるケースがあります。お昼時間など混雑時に高画質で動画を見たり、ゲームで大量に通信したりすると、速度制御が行われるケースがあります。

  • ネットワークサービスの安定的な提供のため、時間帯により、動画、ゲーム等のサービス、AR(拡張現実)等の機能を用いたサービス、その他トラフィックの混雑を生じさせるおそれのあるサービスのご利用にあたり、通信速度を制御します。
  • 通信が混雑、または通信の混雑が生じる可能性がある場合、ネットワーク全体の品質を確保するため、通信の種類及び内容にかかわらず、通信速度を制御する場合があります。
  • 一定期間内に著しく大量の通信を継続的に行い、機械的な通信と当社が判断した場合は、当該通信を行うお客さまに対して通信速度を制限することがあります。

出典:https://www.linemo.jp/

この速度制御は、ソフトバンクにも存在するもので、LINEMOだけに特別に決められた仕様ではありません。一人の人に大容量の通信をされるとみんなの速度も遅くなってしまいます。そのため公平性を保つためには仕方ないのですね。

容量超過時

また契約容量をオーバーすると速度制限がかかります。

制限時速度
3GB ミニプラン 300kbps
20GB スマホプラン 1Mbps
  • 1カ月あたりのデータ量が、スマホプランは20GBを超えた場合、月末まで通信速度を送受信時最大1Mbpsに制限します。
  • ミニプランは3GBを超えた場合、月末まで通信速度を送受信時最大300kbpsに制限します。

出典:https://www.linemo.jp/

制限速度の300kbps、1Mbpsは特別遅いわけではありません。他社と比較してみると、むしろ速いぐらいだといえそうです。

制限時速度
3GB ミニプラン 300kbps
20GB スマホプラン 1Mbps
ahamo 1Mbps
povo2.0 128kbps
ワイモバイル 300kbps/1Mbps(契約容量による)
格安SIM 128kbps~300kbps程度

1Mbpsでできること

1Mbpsは動画をみるには少しストレスですが、ネット閲覧やSNSへの投稿、マップの確認などには問題のないレベルです。ただし以下のような用途には厳しいです。

  • 高画質の動画をみる
  • アプリやゲームをダウンロード・更新する
  • 大容量のファイルのダウンロード

このような場合には、データを追加するか、容量が多いahamo大盛りを契約する、使い放題のプランに変更するなどが考えられます。

300kbpsでできること

ラインのトークやSMSの送受信、メールなどは問題無くできます。しかし画像が多いニュースを見たり、動画を再生したり、ウェブページの閲覧をするのには、遅すぎる速度といえそうです。

低速モードへの切り替えはできない

また、格安SIMでは高速モードと低速モードを切り替えることができる会社もありますが、ラインモではそのような、スイッチは提供されていません。

契約容量が残っているうちは常に高速データ通信で、使い切った後300kbps、1Mbpsとなります。

低速化したらチャージできる

一度データ量上限に達したら、追加データを1GB 550円でチャージすることができます。

容量チャージ 550円/1GB

LINEMOの繋がりやすさは

エリア

LINEMOの繋がるエリアはソフトバンクと同じです。ソフトバンクは人口カバー率が99%以上のため、全国の広い範囲で繋がります。

この人口カバー率ですが、2014年に電気通信サービス向上推進協議会が新基準を示しました。それは

全国を500m四方に区切り、そのうち半分以上をカバーしていればエリアカバーとしては100%、半分未満であれば0%と見なす

というものです。ソフトバンクもNTTドコモ・KDDI(au)と共にこの基準に従っています。

このような基準から、500メートル四方が全部繋がるわけではありません。そのため、自分の地域がカバーエリアになっていても、自宅やオフィスで100%繋がるわけではありません。

そのためソフトバンクが繋がりにくい所では、LINEMOも繋がりにくくなり、ドコモが繋がりにくい所はahamoも繋がりにくい、となります。

そのような時のために「8日以内キャンセル(クーリングオフ)制度」が敷かれているのですね。

5Gエリアなら5Gの速度

5G通信

LINEMOは4G(LTE)だけでなく、5Gにも対応しています。

そのためソフトバンクが5Gエリアの所はLINEMOも5Gで繋ぐことができます。じわじわですが、5Gエリアは広がりつつあります。自宅やオフィスなどがソフトバンク5Gエリアになれば、LINEMOの契約者も5Gの速度で通信することが可能になります。

LINEなら容量超過時でも高速

line

画像出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/LINE_%28%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%29

もう一点大切なことがあります。LINEMOはLINEアプリがカウントフリーである点です。

ミニプランでもスマホプランでも、容量を使い切った後LINEアプリのデータ通信は、高速でサクサク繋がります。

  • LINEMOは、LINEアプリのトークはもちろん、音声通話・ビデオ電話のデータ消費もゼロ。
  • データ容量を使い切っても(通信速度制限がかかっても)LINEアプリの通信速度は落ちません。

出典:https://www.linemo.jp/service/line_free/

そのため、容量上限まで使い切ってしまっても、ライントーク・ライン通話・ラインビデオ通話は、今まで通りの速度でつなげることができるのですね。

※ただし、ラインの全てのサービスでカウントフリーなのではなく、位置情報の共有など対象外の通信もあるので注意が必要です。

LINEMOの速度と制限のまとめ

  • LINEMOはソフトバンクの回線をそのまま使っているため、お昼も繋がりやすい
  • 格安SIMとの大きな違いに、安定した速度と通信品質がある
  • 時間帯による制限、使いすぎ時の制御がかかる可能性はある
  • 容量を使い切ったらミニプラン(300kbps)、スマホプラン(1Mbps)へ制限
  • データチャージ1GB=550円で高速化できる
  • LINEはトーク・通話・ビデオ通話などがギガフリー(カウントフリー)
  • エリアはソフトバンクで人口カバー率は99%

かつては速いが高いキャリアのプランか、安いが遅い格安SIMのどちらかしか選べませんでした。しかし2022年現在では、キャリアがLINEMOのような安くて速いプランを出したため、低料金で速度の速いSIMを持てるようになりました。

LINEMOではお昼時間などの速度低下が起こりにくいにも関わらず、3GBを990円、20GBを2,728円という破格で契約することができます。

この機会に通信料金プランを見直し、ぐっと料金が節約できるオンライン専用プラン(Linemo)を検討してみてください!

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