このページでは、ドコモやau、ソフトバンクなどのガラケーを契約している方が、auの新料金プラン「povo」へスマホに乗り換えをするのがおすすめな理由、かけ放題料金や料金体系、注意するべき点について解説しています。
目次
povoなら1,650円でかけ放題(基本料金0円が可能)
結論からですが、ガラケーからの乗り換えにはpovo2.0がおすすめです。
ガラケーではかけ放題をつけている方が多かったと思いますが、現在のスマートフォン(スマホ)のプランではデータ容量に重点が置かれ、かけ放題が高くなってしまうのがデメリットでした。
しかしauの新料金プランであるpovo2.0ではかけ放題だけの料金で契約することが可能になりました。その価格は5分間かけ放題が550円/月、無制限のかけ放題が1,650円です。基本料金はかかりません。
つまり5分なら月550円、無制限かけ放題なら月額1,650円で契約することができるのです。
基本料金 | 0円 |
---|---|
データ月3GB | 月額990円 |
5分間かけ放題 | 月額550円 |
制限なしかけ放題 | 月額1,650円 |
(例)月3GB+無制限かけ放題 | 月額2,640円 |
1,650円ならガラケーでの契約より安くなる方がほとんどなのではないでしょうか?
なぜそのような契約ができるのか、プランの詳細で確認してみましょう。
povo2.0の料金体系(プラン)
実はpovoは2種類あります。一つは月額2,728円の旧サービス「povo1.0」、2つ目が2021年9月に新しくなったpovo2.0です。
povo1.0の時は基本プランでデータ容量が強制的に付いてきたのですが、povo2.0では基本料金が無料で、必要に応じてトッピングという形で料金を払う方式に変更されました。そのため、データがいらない方はデータ代を一切支払わなくてよくなりました。
たとえば、データ容量が月3GBでよい場合は990円の費用(トッピング)を支払い、データを使わない方はデータ代を0円で契約できます。
そのため電話しか使わないという方は、かけ放題や通話代だけ支払えるため、ガラケーの方にとっては究極に節約できるプランになりました。
以下がpovoの料金プランです。
※povoでは料金プランのことをトッピングと呼んでいます。
1GB | 390円(7日間) |
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3GB | 990円(30日間) |
20GB | 2,700円(30日間) |
60GB | 6,490円(90日間) |
150GB | 12,980円(180日間) |
24時間データ使い放題 | 330円(24時間) |
5分間かけ放題 | 550円(1ヶ月間) |
無制限かけ放題 | 1,650円(1ヶ月間) |
これらを組み合わせて使います。たとえばデータはなくてよいという場合は、かけ放題または通話料金を支払えば良く、データも3GB程度は欲しいという場合は、データ料金3GB 990円にかけ放題料金を足せば良いことになります。
povo2.0ではデータを購入しない場合、最大速度が128kbpsに制限されます。つまりゼロ(データが全く使えない)にはなりません。そのため、Lineやメールぐらいであれば、128kbpsで問題なく使うことができます。
メールアドレスも維持
画像出典:au
ドコモ・au・ソフトバンクのキャリアから乗り換えをするとき問題になるのが、キャリアメールが無くなってしまうという点でした。
しかし国からの要請もあり、2021年12月から回線を解約しても月額330円程度を支払えば、メールアドレスを持ち出すことができるようになりました。
そのため今まで使っていたキャリアメールもそのまま使えるようになりました。
ドコモメール持ち運び | 月額330円 |
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auメール持ち運び | 月額330円 |
ソフトバンクメール持ち運び | 月額330円または年3,300円 |
上はauのキャリアメールアドレスの持ち運びの図ですが、ドコモ、ソフトバンクからの乗り換えでも対応しています。
povoを契約する場合の注意点
povoには格安プラン(新料金プラン)ならではのデメリットもあります。
ショップでのサポートがない
povoはオンライン専用プランといい、auショップでのサポートが受けられません。
使い慣れたガラケーからスマホに乗り換える時、操作方法で戸惑ってしまう可能性があります。その場合auでの契約なら、店頭でサポートを受けることもできましたが、一切自分で解決する必要が出てきます。
また端末故障などの時もサポートや端末交換サービスなどがないため、自分で代替機を購入する必要があります。
クレジットカードが必須
支払いにはクレジットカードが必須です。口座振替やコンビニ払いといった支払い方法はできないため、クレジットカードを持っていない方は作る必要があります。また原則本人名義のクレジットカードしか使えません。(未成年者に限り保護者名義のカードが使えます。)
本人確認にマイナンバーカードか運転免許証が必要
本人確認には写真付き身分証明書である、マイナンバーカードか運転免許証が必須になります。健康保険証など他の本人確認書類は使えないため、どちらかを持っていないと契約ができません。
スマホ本体は自分で調達する必要
現時点ではpovoオンラインでの端末販売はないため、povoで使うスマホは自分で購入する必要があります。スマホ端末はガラケーと異なりものすごい量の種類があります。そこから自分に合ったものを探すには、知識のある家族に手伝ってもらったり、またau回線で使えるかチェックしたりする必要もあります。