auからpovoへの乗り換えはおすすめ?MNP方法も解説

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auからpovoへの乗り換えはおすすめ?MNP方法も解説

auからpovo2.0への乗り換えはおすすめでしょうか?この記事ではauとpovo2.0を比較し、メリット・デメリット、違いや注意すべき点を解説し、おすすめできる方はどんな人か、また実際のMNP乗り換え方法についても解説しています。

目次

povo2.0に乗り換えるメリット

基本料金が0円(トッピング形式)

povoのトッピング

画像出典:https://povo.jp

povo2.0は基本料金が0円、自分で必要なギガ数やオプションを購入する「トッピング形式」の料金体系となっています。使わない月はゼロ円、たくさんギガを使う月は大容量でお得なギガを購入、通話が多い時はかけ放題をつけるなど、使い分けをしていくことができます。

ではどのようなトッピングがあるのでしょうか?

トッピング(料金プラン)一覧
1GB390円(7日間)
3GB990円(30日間)
20GB2,700円(30日間)
60GB6,490円(90日間)
150GB12,980円(180日間)
24時間データ使い放題330円(24時間)
5分間かけ放題550円(1ヶ月間)
無制限かけ放題1,650円(1ヶ月間)
※括弧内は有効日数です。

データは有効期限がそれぞれ異なり、括弧内の日数となっています。またデータトッピングだけでなく、通話トッピング、コンテンツトッピングもあります。使い放題も用意されていることが分かります。

それではauの料金プランと比較してみましょう。

auでは現在「使い放題MAX」プランと「ピタットプラン」が用意されています。

使い放題MAXは月額7,238円でデータを無制限に使えるプランです。

そこに家族割プラス(3回線以上)で-1,100円引きを適用し、スマートバリュー(光回線)で-1,100円が適用になり、au Payカードお支払い割で-110円となり、月額4,928円になります。

au 使い放題MAX
基本料金 7,238円
家族割プラス(3回線以上) -1,100円
スマートバリュー(光回線) -1,100円
割引後価格 4,928円

各種割引を最大限にしても4,928円かかります。

そしてデータ使用量が3GB以下だった月は、自動的に-1,650円引かれます。そのためあまり使わなかった月は月額3,278円となります。

au 使い放題MAX
基本料金 7,238円
家族割プラス(3回線以上) -1,100円
スマートバリュー(光回線) -1,100円
自動割引 -1,650円
割引後価格 3,278円

一方ピタットプランは0GB~7GBまでを使った量に応じて課金されるシステムです。
家族割などの適用がない場合は、以下のような料金になります。

ピタットプラン
1GB以下 3,465円
4GB以下 5,115円
7GB以下 6,765円

家族割3回線以上、スマートバリューなどを適用すると以下のような料金になります。

ピタットプラン ※割引適用時
1GB以下 2,178円
4GB以下 3,278円
7GB以下 4,928円
povo2.0のプラン
3GB 990円
20GB 2,700円

auのような家族割引、光セット割など各種割引がない代わりに、トッピング費用がとても安いです。

また上の表はデータトッピングの料金ですが、電話料金は使った分だけ支払い、通話が多い方は定額通話オプションも用意されています。

ここでauとpovo2.0を比べてどれくらい安いか表にしてみました。

使い放題MAXとの比較
使い放題MAXの3GB以下の場合 3,278円
povo2.0の3GBの場合 990円
差額 2,288円安い
使い放題MAXとの比較
使い放題MAXの3GB以上の場合 4,928円
povo2.0の20GBの場合 2,700円
差額 2,228円安い
ピタットプランとの比較
ピタットプランの4GBの場合 3,278円
povo2.0の3GBの場合 990円
差額 2,288円安い

このように、povoの料金はauに比べて非常に安いことがわかります。家族割や光割などがありませんが、元々の料金が安いため、auに比べると家族で乗り換えたとしても、断然お得になるのですね。

通話だけの契約もできる

povo2.0ではデータ代を支払わず通話だけの契約が可能です。基本料金が0円のため、使った分だけの通話代を払うか、通話トッピング(かけ放題オプション)をつけてかけ放題にすることもできます。そうすれば、ガラケーのような割安料金で電話をすることができます。

他の格安SIMでは、データ基本料金は必須ですが、povoはそうではないので、最安1,650円で24時間かけ放題の通話専用SIMとして契約することも可能なのですね。

基本料金 かけ放題 合計月額金額
0円 5分かけ放題 550円 550円+5分超過分通話料
0円 24時間かけ放題 1,650円 1,650円

auと同じ電波・速度・エリア

エリア

povoはauと比べると破格の安さなので、安かろう悪かろうではないかと心配になりますが、実は通信品質・通話品質ともにauと全く同じです。

まずpovoはauと同じ回線をそのまま利用しているため、auの電波が届く所はpovoモも繋がり、エリアも全く同じです。auは人口カバー率99.9%なので、povoも日本各地でしっかり繋がります。

速度もauと同じで、格安SIMによくある通信速度の不安定さやお昼の速度低下もありません。それはauから回線を借りているのではなく、回線をそのまま使っているためです。(よって、au通信障害時などは、同じようにpovoも繋がらなくなります。)

povoは安さは格安SIM並みですが、通信・通話品質はauと全く同じなので安心です。

ギガ活で容量がもらえる

ギガ活

画像出典:https://povo.jp/spec/topping/data_program/

povoの特長に「ギガ活」でギガ(データ容量)がもらえるという点があります。ギガ活とは、データを購入するのではなく、3つの方法で貯めることができる新しい、ギガチャージの方法で、貯めたギガは高速データ通信に使うことができます。

具体的なギガ活の方法は以下の3つです。

もらう 対象店舗におけるau PAY支払いや、対象店舗のご利用などを通じ、ギガを「もらう」ことができます。
さがす 街中やバーチャル空間でギガを「さがす」と、ギガをチャージすることができます。
あたる 店舗やオンラインサービスなどと連携し、抽選などによりギガが「あたる」機会を提供します。

たとえばローソンでau Payを使って500円以上購入することで、300MB(有効期限3日)をもらうことができます。

対象範囲は拡大中で、データを貯める方法は少しずつ広がっていっています。

最低利用期間・違約金なし

auからの乗り換えでは違約金はありません。2年縛りも撤廃されています。auの古いプランをお使いの方も契約更新月を気にせず乗り換えることができます。

またpovo2.0契約時の事務手数料も無料化しています。

au povo2.0
契約解除料(違約金) 0円 0円
MNP転出料 0円 0円
契約事務手数料 0円 0円 ※1
2年縛り 撤廃 なし

※1 今後2回線目以降の契約で3,300円の手数料が発生する可能性あり

今のスマホ・電話番号そのまま使える

MNP

povoはauと同じ電波を使うため電波の相性問題が起こらず、今使っている端末をそのまま使うことができます

ドコモやソフトバンク、楽天モバイルなど他社からの乗り換えでは、対応バンドが合わずに端末の買い換えが必要になるケースが多いですが、auからの乗り換えならそれは不要です。(ただしあまりにも古い機種は買い換えが必要になります)

使える端末 auVoLTE対応の4Gスマートフォン
SIMロックの解除 auのSIMロック解除は不要、他社のSIMロックは解除必要

またauで使っていた電話番号をそのまま移行する(使う)ことができます。これをMNPといい、auからの乗り換えならMNP予約番号の取得は不要で手続きが完了します。

端末も購入できる

povo2.0では端末の販売はありませんが、auオンラインショップでスマホの単体購入をすることができます

以前はauの回線契約がないと買うことができませんでしたが、現在ではiPhoneをはじめ、Androidスマートフォン、ケータイ、リユーススマホなどが購入できるようになっています。

またauの回線契約がなくても、スマホトクするプログラムに加入してお得に端末を使うことも可能です。

auメールが使える

auメール持ち運び キャリアメールアドレス

画像出典:https://www.au.com/mobile/service/aumail_portability/

従来ポヴォに乗り換える場合、auのキャリアメールは引き続き使うことができませんでした。しかし2021年12月からキャリアメール持ち運びサービスが始まったため、ポヴォでもauメールを使い続けることができるようになりました

auメール持ち運びの早見表
auメール持ち運び
au解約後・MNP乗り換え後 使える
利用料金 月々330円/1アドレス
支払い方法 auかんたん決済 ※2022年7月以降
対応メールアドレス @ezweb.ne.jp
@au.com
対応機種 auメールアプリが使えるAndroid 9以降の端末
iPhone、iPad
申し込み 専用サイトのみ
保存容量 400MB/5,000件/無期限
機能 迷惑メールフィルター、自動転送

月額330円の費用がかかりますが、キャリアメールがないと困る方もこれで安心ですね。

即日切り替えできて不通期間なし

povoへの乗り換えでは、電話・通信が使えなくなる時間はほぼありません

それはSIMカードが届いて自分の好きな時間に、回線を切り替えることができるためです。オンラインでSIMの切り替えを行うことで、10分~15分程度でpovoの新しいSIMが使えるようになります。

そのため休日など、電話があまりかかってこない日の都合のよい時間に切り替えることで、不通期間をほぼゼロにすることが可能です。

切り替え期間
オンライン手続き 数分~15分程度

※20時~9時30分の間に行った回線切り替えは9:30以降に有効化が完了します。

容量までテザリングできる

auの使い放題MAXではデータは無制限に使えるものの、テザリングは30GBまでという制約がありました。ポヴォでは契約容量いっぱいテザリングが可能です。

もちろん申し込みや別途手数料などは不要です。

au 使い放題MAX 30GBまで
povo2.0 3GB 3GBGBまで
povo2.0 20GB 20GBGBまで

eSIMも選択可能

ポボではeSIMでの契約も可能です。iPhoneやeSIM対応のAndroid端末をお持ちの方は、eSIMでも選ぶことができます。eSIMは手間はかかりますが、迅速に開通でき、審査や本人確認が終われば当日開通させることもできます。

その他の比較表

使い放題MAXとpovo2.0の機能を比較
無料通話 なし なし
申し込み方法 店頭・オンライン オンラインのみ
サービス 店頭・オンライン・電話 オンラインチャットのみ
回線 4G(LTE)/5G 4G(LTE)/5G
海外利用 別途料金 490~980円/日 不可
5分かけ放題 +880円 +550円
完全かけ放題 +1,980円 +1,650円
テザリング 無料で30GBまで 購入容量まで
家族割引 家族割プラス2人目-550円引き、3人以上-1,100円引き なし
キャリアメール あり 引き継ぎ可(キャリアメールの提供はなし)
電話番号引き継ぎ(MNP) 対応 対応
故障時対応 店頭 オンライン
契約縛り・違約金 なし なし
契約事務手数料 無料 無料

auとpovo2.0の違い・デメリットは?

Q&A 疑問

オンライン専用のプラン

auとの大きな違いに、povo2.0はオンライン専用プランである点が挙げられます。

オンライン専用プランとは、店頭・電話でのサポートは一切受けられず、申し込みもネットからのみで、サポートはオンラインチャットのみであるプランのことです。

ドコモのahamo(アハモ)、ソフトバンクのLINEMO(ラインモ)と同じ立ち位置です。

そのためスマホにある程度詳しく、自分一人で乗り換えや機種変更などができる方でないと利用が難しいです。

そもそものpovo2.0の安さは、人件費(店舗運営)をカットして実現しているため、この点は妥協せざるを得ません。

家族割・スマートバリューなし

auでは家族割プラス(家族割引)、家族間通話などがありましたが、povo2.0では一切ありません。

auではスマートバリューが適用されましたが、povo2.0ではそのような割引は一切ありません。

au povo2.0
家族割プラス(3回線以上) -1,100円 なし
スマートバリュー -1,100円 なし

13歳未満は契約できない

povo2.0では13歳未満の方は契約者になることができません。しかし12歳以下であっても保護者が契約者となり、子供を使用者に設定して契約することは可能です。

留守番電話がない

povoでは留守番電話機能の提供はありません。その他、割込通話サービス、着信転送サービスも利用不可です。

注意事項

注意点

auに残債がある場合

auに端末代金の支払い残り(残債)がある場合、引き続き分割払いで支払うことができます。また希望があれば一括で支払うこともできます。

ただ一つ注意点があり、端末購入割引(毎月割など)が適用されていた方は、auの解約でそれが終了し、端末代を全額払わないといけなくなることがあります。

マイページなどで残債の状況を把握してから乗り換えを検討する必要があります。

クレジットカードが必須

povoでは支払いにクレジットカードが必須です。デビットカードも不可です。また本人名義のクレジットカードに限られています。ただし未成年の子供が契約者になる場合のみ、保護者のクレジットカードを登録してもよいとしています。

口座振替、コンビニ払いなどは非対応のため、クレジットカードがないと契約することができません。

auから乗り換える方も、支払い方法は引き継げないため、クレジットカードが必要です。

本人確認書類は2つのみ

マイナンバーカード

povoを申し込む場合、本人確認がありますが利用できる本人確認書類は「運転免許証」と「マイナンバーカード」(と在留カード)の2つのみです。

運転免許証とマイナンバーカード以外の身分証明書には対応しておらず、この2つのどちらかをお持ちでない方は、povoを契約することができません。

povo2.0では13歳以上の未成年者も契約することができますが、運転免許証が持てないため、マイナンバーカードを作る必要があります。

国際ローミングはできない

2022年8月現在、povo2.0では国際ローミングには非対応です。そのため海外旅行や海外出張などがある方は、海外ローミングに対応している別のSIMを契約するか、現地のプリペイドSIMを契約する、モバイルWi-Fiを借りるなどの必要があります。

ショップでのサポートはない

povoはオンライン専用プランなので、auショップでの契約やサポートは受けられません。申し込みから開通、利用まで全てネットで完結しており、問題発生時は自力で解決できることが必須です。

SIMロックの解除は不要

povoの回線はauのため、auで購入したauのSIMロックがかかった端末は、povoではそのまま使うことができます。ドコモとソフトバンク、ワイモバイルのSIMロックは解除する必要があります。

auの契約年数は引き継げない

povoに乗り換える際、auの契約年数は引き継ぐことができません

契約時にフリーメールアドレス等が必要

povoの契約時は、1回線ごとに1つのpovoアプリ(アカウント)が必要になり、その登録のためにキャリアメール以外のアドレスが必要になります。

対応しているのは@yahoo.co.jpのヤフーメールや@gmail.comのGmail、インターネットプロバイダの提供しているメールアドレスなどで、キャリアメール持ち運びサービスを使う場合も、auのメールは使えません。

トッピングの購入がないと180日間で自動解約

povoは基本料金無料のプランですが、ずっと無料で使えるわけではありません。180日間で一度もトッピングの購入がない・または一定額の通話料金が発生していない場合は自動的に解約となってしまいます

自動解約の前にはSMSなどで通知がありますが、これをスルーして解約になってしまうと電話番号を元に戻せなくなるため、注意が必要です。

また短期解約はブラックリスト入りになる可能性があるので、180日以内に解約するのは決しておすすめできません。

povo2.0をおすすめできる方

おすすめ povo お試しトッピング

今の快適さをそのまま料金だけ安くしたい方

auは高いけれどサクサクつながる、格安SIMは速度低下が気になるという方も多いと思います。

しかしpovo2.0はau回線をそのまま使っているため高速、お昼休みや夕方などの速度低下もほぼありません。エリアもこれまで使っていたauのエリアが全て同じように繋がります。

今の快適さをそのままで料金だけ下げたいという方におすすめです。povo2.0は安いですが、通信品質を落として安くしているのではなく、店舗でのサポートを削って人権費をカットして低価格を実現しています。

ショップでのサポートがなくてもOKな方

サポート

povo2.0ではau店頭でのサポートは一切受けられず、また電話での問い合わせにも対応していません。困ったときはネットからのチャットのみで相談可能です。

そのためある程度スマホに詳しくないと、乗り換えは難しいです。povo2.0は店頭サポートがなくても大丈夫な方向けのサービスといえます。

ガラケーから乗り換える方・電話の多い方

ガラケーから乗り換え

実はガラケーからスマホに乗り換える方、通話のみの方、通話が多い方にもpovo2.0はおすすめです。

というのは、月額基本料金0円から契約できてスマホでも料金が安いことと、かけ放題が付けられるので通話が多い方も通話料金を安くでき、結果的に通信料金がぐっとさがるためです。端的には無制限のかけ放題をつけてもガラケーより安くなるぐらいです。

以下に定額通話オプションをつけた場合の月額料金を記載します。

5分以内かけ放題 月額+550円
24時間かけ放題 月額+1,650円
プラン 基本料金 合計料金
基本料金0円+5分かけ放題 0円 550円
基本料金0円+24時間かけ放題 0円 1,650円

5分以内の通話を無料にした場合は月額料金が550円、24時間かけ放題にした場合も1,650円ととても安く契約できるのが分かります。

なお基本料金だけの場合、データ通信は超低速で128kbpsまでです。メールやLINEぐらいならこれでも問題ないですが、本格的にデータを使うなら、データの購入も必要になります。(3GB(有効期限30日間)が990円)

非常用のサブ回線にしたい方

スマホ回線はなくてはならないライフラインと同様で、キャリアの障害時に非常用のサブ回線を持つ流れが活発になってきています。

  • ドコモとau
  • auとソフトバンク
  • ドコモとソフトバンク

のように2回線持っておけば、一方が繋がらなくなったときに、残りの回線でデータ通信や電話をすることができます

povoはau回線でなので、ソフトバンクやドコモを使っている方の非常用回線におすすめできます。
この場合、povoの維持費は月額0円で、時々トッピングを購入することで、回線停止を回避することが可能です。

楽天モバイルから乗り換える方

楽天モバイルから乗り換えるのにもpovo2.0はおすすめです。

というのは、povo2.0は基本料金が0円で、必要な時に必要なだけデータや通話オプションを購入することができるためです。

楽天モバイルで主に0円(1GB以下)で使っていた方は、それほどたくさんギガを消費しませんが、電話番号を維持したい、データSIMでは困るという方もいらっしゃいます。

そのような場合に、似たような使い方ができるpovoは最適なのではないでしょうか。

子供用(中学生・高校生)のSIMにしたい方

電話 通話 子供

今では中学生の8割がスマホをもつなど、子供用のSIMを契約したい方が増えています。

povo2.0では13歳以上から子供本人名義で契約ができます。またそれ以下の場合は契約者を保護者として、使用者を子供に指定することで、SIMを使わせることも可能です。(子供が契約する場合は、運転免許証が使用できないので、本人確認のため子供自身のマイナンバーカードが必須になります)

主に電話の待受用、通話メインで使ったり、LINEをインストールしてトークをやりとりしたりなど、塾や習い事などでの連絡にも充分活用できます。

もちろんフィルタリングに対応しているので、時間制限や、未成年者に不適切なネットコンテンツやアプリはブロックすることができます。

auからpovoに乗り換える方法

スマホの用意について

端末 スマホ 中古端末

auでこれまで使っていた端末がそのままpovoで使える場合もあります。使える条件は以下のようになっています。

  • auの4G/5Gに対応している
  • auVoLTEに対応している

auでは3G回線は終了しているため、auの4G(LTE)に対応しているスマホである必要があります。また通話するためにはauVoLTEに対応してなければなりません。

比較的新しい端末はほとんど対応していますが、5年以上前にauで購入した端末は対応していないことがあるため、povoの動作確認済み端末リストに載っているか確認するようにしてください。

またauのSIMロックはかかったままでもpovoで使えます。

ご自身の端末が引き続き使えない場合は、以下の方法で入手する必要があります。

auオンラインショップで購入する
一つ目の方法は、auオンラインショップで端末のみ購入をすることです。povoでは端末の販売はないため、auオンラインショップで購入することになります。現在ではau回線契約がない方でも機種のみ購入ができるので、auの電波に適応した端末を購入することができます。

その他の方法で入手する
もう一つが家電量販店や通販、中古ショップなどでスマホを買うの方法です。この場合auの電波に対応したスマホを選ぶ必要があるので、少々スマホの知識が必要になります。心配な方はauのオンラインショップで買うほうが安全です。

MNP予約番号や本人確認書類について

MNP予約番号

画像出典:https://www.linemo.jp/process/mnp/

au⇔povo2.0⇔UQモバイル間での乗り換えはプラン変更の扱いのため、MNP予約番号の取得が不要です。MNP予約番号を取得してしまうと乗り換えできなくなるため、キャンセルする必要があります。

また、本人確認書類は必要ありません。※申込時にWi-Fiをオフにしてau回線のスマホからau IDにログインし、ネットワーク暗証番号を入力することで本人確認を行います。

乗り換えタイミングについて

auからpovoに乗り換えた場合、auの乗り換え月は日割り計算となるため、乗り換えのタイミングは特にありません。またpovoは基本料金0円でトッピングを購入して使うシステムのため、日割りという概念はありません。

また以前は2年縛り(契約期間縛り)があり、更新月でないと9,500円の違約金がかかっていましたが、2022年3月31日をもって古いプランも含めて2年縛りが撤廃されたため、乗り換え月を意識する必要はありません。

参考:https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2021/12/23/5603.html

申し込みから開通までの流れ

povo2.0の申し込みから開通までの流れは以下のようになります。

  1. ネットワーク暗証番号を準備する
  2. au IDの認証を行う
  3. povo2.0アカウントを作る
  4. 契約手続きを行う
  5. SIM開通手続きを行う
  6. SIMカードを挿入する
  7. 初期設定を行う

①ネットワーク暗証番号を準備する
au契約時またはau ID作成時に作った4桁の暗証番号を用意します。

②au IDの認証を行う
Wi-Fiをオフにして、au回線のスマホからau IDにログインし、暗証番号を入力します。

③povo2.0アカウントを作る
auから乗り換える方は、Webページから申し込みを行います。

④契約手続きを行う
SIMのタイプを選び、契約者情報などを入力します。合わせて同意事項を確認します。

⑤SIM開通手続きを行う
SIMカードが配達されたらSIMの有効化を行います。povoアカウントでSIM有効化をタップし、バーコードをスキャンするをタップ、カメラが起動するのでSIMカードの台紙のバーコードを読み取ります。有効化したらメールが届きます。

⑥SIMカードを挿入する
有効化のメールが来たら、スマホの電源をオフにしてSIMカードを入れ、起動させます。

⑦初期設定を行う
iPhoneの場合は、「設定」→「ソフトウェア・アップデート」を行います。iPadの場合は公式サイトからAPN設定プロファイルをダウンロードしてインストールします。

Android端末の場合は、「設定」→「モバイルネットワーク」→「モバイルデータ通信」→「アクセスポイント名(APN)」と進んで、povo2.0の項目がない場合は、新規作成します。内容は以下のようになります。

名前 povo2.0
APN povo.jp
APNプロトコル IPv4 / IPv6

入力し終わったら、保存して「povo2.0」の項目を選択します。アクセスポイント名の設定が終わって数十秒ほど待ちます。Wi-Fiをオフにしてデータ通信ができるか確認してください。

キャリアメールの引き継ぎ方法

auメール持ち運び キャリアメールアドレス

画像出典:https://www.au.com/mobile/service/aumail_portability/

今まで使っていたauのキャリアメールを引き継いで使うことができます。これをキャリアメール持ち運びサービスといいます。機能は以下のようになります。

申し込みの条件は

  • au回線解約後31日以内であること
  • 回線契約にもとづき発行したau IDを持っていること
  • 回線契約名義が法人契約でないこと

です。

まずau解約後(MNP乗り換えも含む)、31日以内にauメール持ち運びサービスに申し込むことが必要です。それ以降はメールサーバーからデータが消去されるため、申し込むことができません。

またau回線契約に基づいて発行されたau IDを持っている必要があります。

申し込みは「au IDにログイン」→「持ち運びするメールアドレスの選択」→「申し込み内容の確認」で可能です。

詳しい引き継ぎ方法はこちらのページで解説していますが、ざっくりと以下のようになります。

  1. auメールアプリ又はウェブブラウザからau IDにログインする
  2. auメール持ち運びを申し込む
  3. iPhoneではメールアプリに、AndroidではGmailなどのIMAP対応メールアプリに先ほどの情報を入力する(※auの端末を引き続き使う場合は、そのまま使い続けることができる)

iPhoneの場合は、標準メールアプリで受信することができます。Androidの場合はauメールアプリ対応機種では、auメールアプリが使え、非対応の機種ではGmailなどのIMAP対応メールアプリに設定をすることで使えます。

auメール持ち運びでは、@au.comへ変更前の@ezweb.ne.jp宛てメールは受信できなくなる点に注意しましょう。

au→povo2.0 乗り換えのまとめ

  • povo2.0ではauより2,000円以上月額料金を節約できる
  • auと全く同じ電波を使っているため、同じ速度・エリア・通信品質
  • ギガ活でデータがもらえる
  • au内でのプラン変更のため違約金・手数料はない
  • 今のスマホがそのまま使える
  • povo2.0はオンライン専用プランなので、手厚いサポートは全くなし

povo2.0に乗り換えるメリットは多く、料金節約だけでなく品質の面でも安心で、特にauからの乗り換えなら手続きも複雑ではなく、今のスマホをそのまま使えるのでおすすめできます。

唯一気になるのはポヴォはオンライン専用プランということで、店頭スタッフのサービスを受けられないため、ネットやスマホになじみがある方でないとやや難しく感じられます。

そのためネットに不慣れな高齢者などには難易度が高く、向き不向きがあることも事実です。

しかし毎月の通信料が2,000円以上抑えられるのは大きなことで、がんばって乗り換えればこれまでの通信費を別の用途に当てることも可能です。

この機会に乗り換えを検討し、月々の通信費を安くしていきましょう。

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