povo2.0では、使える本人確認書類が限られています。マイナンバーカードか運転免許証がない場合、契約はできないのでしょうか?
有効な本人確認書類
povo2.0では契約時に本人確認がありますが、そのための本人確認書類が限られています。それは
- 運転免許証
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 在留カード
の3つです。
※それぞれが有効期限以内で、「氏名」「生年月日」「住所」が申込みの内容と一致する必要があります。
格安SIMは一般的に、保険証や障害者手帳、日本国パスポート、運転経歴証明書、住民基本台帳カードなども使うことができますが、povo2.0ではそれらは全て使えません。
それはpovo2.0の本人確認にeKYCというシステムが使われているためで、povoではLiquid eKYCに本人同一性の判定を委託しています。(OCRによる住所などの読み取り・AIによる顔同一判定)
ない場合は契約できない
それでは運転免許証やマイナンバーカード、在留カードがない場合はどうしたらよいのでしょうか?
残念ながら、その方はpovo2.0を契約することができません。
povo2.0では13歳以上の未成年から契約することができますが、その場合運転免許証は持てないため、マイナンバーカードを作る必要があります。
家族名義で契約する方法も
それでは諸事情でマイナンバーカードや運転免許証を持てない場合、povoを使うことはできないのでしょうか?
実は本人名義では契約できないものの、家族名義で契約し、SIMを貸すことで使うことは可能です。
たとえば、父親か母親が保護者名義で契約して子供に貸すなど・・
ただし名義変更には対応していないため、後々本人の名義に変更することはできません。
また、povoでは支払いに原則本人名義のクレジットカードが必須です。しかしクレジットカードを作ることができない18歳未満の方に限り、保護者のクレジットカードを使って登録してよいとなっています。
Q.毎月の利用料金の支払い方法をクレジットカード支払いにする場合、契約者と異なる名義のクレジットカードで申込みできますか?
A.原則、契約者と同一名義のみ設定できます。ご契約者が未成年の場合、ご家族のクレジットカードもご利用いただけます。
povoの本人確認のまとめ
- 本人確認には運転免許証・マイナンバーカード・在留カードのいずれかが必要
- ない場合は契約できない
- オンラインの顔認証eKYCで本人確認
- 原則本人名義のクレジットカードが必要
- 未成年者の契約にはマイナンバーカードを作って使う
povo2.0では本人確認書類が限られており、誰でも契約できるわけではありません。ですが運転免許証がなくても、マイナンバーカードを作れば本人確認することができます。
またどうしても難しい場合は、オンライン専用プランや格安SIMといった他社を契約することでも、通信料金を下げることができます。
povo2.0は基本料金は0円、3GBが990円から契約できるため、月に4,000円以上通信費を払っている方は、ぜひスマホ料金節約を検討してみてください。